明日もいい1日になりますように、なんて僕は言わない (書籍『道は開ける』)

【目次】

「明日もいい1日になりますように」

内容は覚えていないのですが、あるブログの結びの言葉でした。これを聞いたとき、無性に違和感があったんです。

どういう想いでこれを書いていたかはわかりません。私の違和感の正体は、考えることは明日ではなく今日だと思ったからです。

  

いい1日にするのは自分

「明日もいい1日になりますように」 

おそらく、前向きな気持ちになるから、言ったのだと思います。心に残る名言は、人それぞれあるので、この言葉を否定するつもりはありません。

 

ただ私なら、こう言いたい。

「今日も良い1日だった」 と。

 

今日という日を肯定するように生きる。今日を積み重ねて生きていくしかないのだから。

成功も失敗もない。あるのは行動した結果だけで、それを評価する自分がいるだけ。それなら、たとえどんな1日でも、今日もいい1日だったと言いたい。

このように思います。

 

人生は今の連続、この瞬間しかない

人生は今しかない。

これを私に教えてくれた本が、デールカーネギー著『道は開ける』です。日本だけで200万部以上を売上げた名著です。

著者のカーネギーは前書きで、「地球上でこれほど多く、悩みについて研究したものは、いないだろう」と話しています。

道は開ける』の一章のタイトルが「今日一日の区切りで生きよ」です。

 

「過去の出来事、すでに決着がついた事柄を後悔するあまり、現在を傷つけていないだろうか?」

 

「『賢者には毎日が新しい人生である』

私は、今日を精いっぱい生きるなら、 たいていのことは苦にならないとわかりました。昨日をことを忘れられるようになり、明日のことを気にかけなくなりました」

 

「昨日の重荷に加えて、明日の重荷まで今日のうちに背負うとしたら、どんなに強い人でもつまづいてしまうでしょう。

未来とは今日のことです。明日は存在しないのです。人が救われるのは、今日という日なのです。

心痛、神経衰弱は未来を気遣う人の歩調にあわせて、つきまといます。過去は、死者の手にゆだねましょう。

『今日一日の区切りで生きる』習慣を身につけるよう、心がけるべきでしょう 」

 

「今日だけ頑張ろう。明日ではなく、今日を精いっぱい生きよう」そんな風に思い、心が軽くなった一冊です。

だから私は「明日もいい一日になりますように」なんて言わない。 

「今日もいい一日だった」こう言って生きていきたいです^^

 

道は開ける 新装版
デール カーネギー
創元社