僕がニート脱出できた理由は、マンガと大学だった

僕は高校で不登校になった後、ニートになりました。

その後は高校中退し、大検を受験することになります。高校中退した理由はコチラに書いています→【自分史】僕が高校中退した理由とは

 

今回は、ニート脱出のキッカケになったマンガ家への思いと、大学に行った経緯を書きたいと思います。

目次

ニートの僕の夢はマンガ家だった

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ニート歴2年の間に思っていたこと。それは「ニートを脱出して、マンガ家になりたい」ということ。

今思えば、自分を表現したかったのだと思う。

僕は、自分のことを話すのが苦手で、今こうして文章で表現したりしている方が得意だし、気が楽だ。

僕みたいな人間にとって、ブログは格好の自己表現の場なのかもしれない。

 

自分を表現したいといっても、文字だけの小説なんて書けない。

当時の僕は、小説なんて読んだことすらなかったからだ。

それならマンガだ。マンガなら書ける。

マンガといっても、絵なんて描けない。でもストーリーなら書ける。

 

絵が得意な人に絵を描いてもらって、僕がストーリー構成を考えれば良い。

『ドラえもん』の藤子不二雄、『デスノート』の大場つぐみ・小畑健のような関係だ。

 

でも、絵が得意な人は周りにいない。

高校中退して以来、高校時代の友人とは疎遠になったし、中学時代の友人とも連絡なんか取っていない。

そもそも、絵が得意な友人はいなかった。

 

じゃあ、どうしよう。

「マンガ家になりたい」まではよかったが、途方に暮れてしまった。

でも、ニートだから時間はある。とりあえず下手くそな絵のまま、賞に応募し続けていた。

 

そんなある日、新聞のテレビ欄を見ていた。

新聞といえば、テレビ欄くらいしか見ない。

そこには、こんな文字が躍っていた。

 

『マンガ家、イラストレーターになりたい人!高校に行きながら、マンガ家になろう!』

 

「こんなとこがあるのか。これなら俺もいける。いや行きたい!マンガ家になるんだ!」 

すぐに広告を親に見せ、必死に頼み込み、入学が決まった。

僕はこのとき18歳。同級生は高校卒業していた。

ニートになって2年ほど経っていた。

 

ニート脱出大作戦!

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僕の興味はマンガにしかなかった。

高校には行かず、マンガを学ぶ授業にしか出席しなかった。

 

「ニート脱出するんだ。マンガ家になるんだ」と意気込んで入学した。

だが、一緒にマンガ家を目指してくれるような、絵が得意な友人はできなかった。

「マンガ家になりたい」と本気で思っているというよりは「趣味で楽しめたらいいや」というテンションの同級生しかいなかった。

 

「でも、ここまで来て腐るわけにはいかない」

僕の思いは真剣だった。いろいろなマンガの賞に応募し、選考結果を待った。

ちなみに、同級生たちは賞に応募すらしていない。 

僕のヘタクソな絵でマンガ家になれるはずもない。プロの壁は厚かった。

「ニートから脱出したくてマンガ家になりたい」そう思い始めて2年ほど。

入学して半年近く経っていたが、何の賞にも引っかからなかった。

 

「オレは何をやってるんだ。

高校にもいかずニートになり、マンガ家になりたいだなんて夢物語を語って。

親に無理言って、せっかく入学したのに結果が出ない。」

 

何だかプッツリと気持ちの糸が切れたのを感じた。

 

そして、また何もなくなった。

僕は、ニートに戻ってしまった。

 

ニートからマンガ家志望。そしてサッカー?

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僕にとって幸運な偶然が起きた。 

マンガ家を諦めたところで、他にやることがない。

とりあえず専門学校に行ってはいたが、ただ座っているだけの怠惰な日々に戻ってしまった。

ニートとは、働かず学業もしていない人のことを指している。

だがマンガ家の夢を失った僕は、専門学校に行きながらニートみたいなものだった。

無気力で怠惰。授業中もただ時間だけが過ぎていく。

 

それから1カ月ほど経っただろうか。そろそろ寒くなり始めた11月ごろのことだった。

僕は、何気なく近所のコンビニに行った。そこで、サッカー雑誌を立ち読みした。

そこには、デルピエーロという有名なサッカー選手が表紙を飾っていた。

 

「そういえばオレ、サッカー好きだったな。」

 

小学生の頃、サッカークラブに所属していて、今でも日本代表の試合やJリーグも見ている。スタジアムでJリーグの試合を観戦したこともある。

「サッカーしたいな」

すっかり忘れていたサッカーへの情熱がフツフツと沸いてくるのを感じた。

「サッカーしたい。サッカーしたい。サッカーしたい!」

 

この時の気持ちは、正直今でも不思議だ。

確かにサッカーは好きでプレイもしていたが、たまたま寄ったコンビニ。

これまでサッカー雑誌は見たことがなかった。

でも何故かこのとき、雑誌コーナーでサッカー雑誌が目に止まったのだ。

 

人生は、何が起こるかわからない。

 

ニートから脱出しマンガ家になりたくて、高校にも行かずマンガばかり描いていた。

それが無くなって、しばらく燃え尽きていた。

「これからどうしよう。俺の人生どうなっていくんだろう」という漠然とした不安だけが残った。

そんな時の偶然。

 

全力で何かやれば、道は開けるのか。

僕は、この偶然の体験を通じて、確かに変わった。

このとき僕は19歳。ここから、自分で道を切り開き始めるのだった。

 

そうだ 大学、行こう

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サッカーがしたい僕は、さっそく行動を開始した。

高校に戻ることを決めたのだ。

 

友達がいない僕は、一緒にサッカーをしてくれる人がいない。

僕は今19歳。「この歳で今さら高校に戻るのか」という思いもある。

でも、サッカーをするには高校に戻るしか思い浮かばなかった。

 

僕は、専門学校に行く前に、通信制高校に籍を置いていた。

籍があっただけで、ほとんど登校していない。

僕は、教育も受けない仕事もしないニートだった。

サッカーをするために、通信制高校に戻ることにした。

現在19歳で、今年で20歳になる年のことだった。

 

「授業に行きたい」「高校卒業したい」なんて全く考えていなかった。

サッカーの為だけに高校に戻ったのだが、衝撃の事実が。

 

ぼく「先生、お久しぶりです。」

先生「おう葵か。久しぶりだな。授業には出られそうか」

ぼく「はい、頑張ります。それより先生。実は僕、サッカー部に入りたいんです。」

先生「あぁ、サッカーか。残念だけどサッカー部は休部で活動してないんだよ。部員が少なすぎてね。」

 

サッカー部がない…。

僕は、目の前が真っ暗になった。 

サッカーのために高校に戻ったのに。何してるんだ、僕は。

もう19歳。同級生はとっくに高校なんて卒業している。

それなのに僕は、まだ高校生。ここ何年勉強なんかしていない。

 

マンガもだめ。サッカーもだめ。何一つさせてもらえない。

「サッカーしたい」

こんなささやかな夢すら叶えなれないなんて。

 

意識が少し遠のいている状態で、授業を抜け出した。

僕は、高校の近くにある公園のベンチに座った。

 

サッカーはできないけど、このままじゃ終われない。でも、どうしよう。

この歳でまた別の高校に行くわけにもいかない。

転校するにしても年度が変わらないと行けないから、来年以降になる。

そしたらもう20歳。成人式の年齢だぞ。さらに同級生から遅れる。

ニートはもう嫌だ。

どうしよう。どうしよう。どうしよう。

 

そんな時ふと思った。

 

「大学に行こう」

 

そうだ、大学だ。

僕の今の年齢なら大学生だ。学校は高校だけじゃない。

大学に行こう!大学でサッカーをしよう!

 

この時も、以前コンビニで感じたような不思議な偶然だった。

今まで、大学に行こうなんて考えたこともなかったのだから。

「高校でサッカーする」ということが無くなって、突如あらわれた新しい目標。 

「大学に行きたい」 

僕は、大学入学資格検定、いわゆる大検(現在の高校卒業認定資格)を受けることを決意した。

19歳の春の出来事だった。

 

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